【東国三社巡り】①東国三社とは?江戸に流行った東国三社巡り!

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【東国三社とは】
「東国三社(とうごくさんしゃ)」は、千葉県北部から茨城県南部にある鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の総称です。
『神宮』とは『伊勢神宮』のことであり、平安時代から伊勢神宮以外で「神宮」の称号を与えられたのは、『鹿島神宮』『香取神宮』のみであったとされ、格式の高い神社であったことが、うかがえます。また、この二社は、2000年以上の歴史をもつといわれます。
『息栖神社』においては、御祭神が、「鹿島の武神(武甕槌神)」と「香取の武神(経津主神)」たちを乗せた「船の神様(天鳥船神)」だったからだそう。

江戸時代には「下三宮参り」と称して、関東以北の人々が"伊勢神宮参拝"後にこれら三社を巡拝するのが流行したのだそう。当時は交通の便の都合で、"鹿島→息栖→香取"の順に参拝していたようです。
なので、特に決まった順序はないようです。

三社はいずれも関東地方東部の利根川下流域に鎮座する神社であり、
古代、この付近は「香取海(かとりのうみ)」という内海が広がっていました。
これら三社の鎮座位置はその海の入り口にあたり、うち鹿島社・香取社は大和朝廷の東国開拓の拠点として機能したと推測されるのだそうです。

歌川広重〈六十余州名所図会〉をサントリー美術館に観にいったときに拝見したのですが、
「常陸鹿島大明神」をみると、江戸時代には、海であったことがよく分かります(^ ^)
これです。↓鳥居が香取海にね。
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この東国三社ですが、富士山を意識して建てられているのだそうです。
【鹿島神宮】本殿は北面し、本殿に参拝したとき、直角右手方向が富士山。
【香取神宮】本殿が南面し、本殿に参拝したとき、直角左手方向が富士山。
【息栖神社】本殿が西面し、本殿に参拝したとき、正面方向が富士山。

神社の本殿は南面もしくは東面するのが基本なので、【鹿島神宮】【息栖神社】では、珍しい形を取っているのがわかります。
そして、【鹿島神宮】【香取神宮】は、対になるように、直角方向に富士山が来ていますが、神体山が側面に位置するように、側面90度というのはエネルギーを取り込むときによく使われる角度だそうで、富士山を意識しているかんじ出てきますよね。
一社ごとに見ると、本殿の向きの意味が分かりにくいですが、三社がセットになっていると考えるなら、富士山のエネルギーを三社で取り込む構造になるのだそうな。

そんな『東国三社』、興味がわいたので、車でぐるっと巡ってみることにしました!
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